今日はセレッソ大阪vs鹿島アントラーズの試合を見に長居スタジアムに。
僕達はいつも通りゆっくり用意をし、バスに乗る。
気付いた、このままだと間に合わないことに。
走った、二人で街を思いっきり走った。
駅着いたらちょうど電車が行ってしまった。
残念。でもそれ乗っても間に合わなかった。
遅刻のショックを抱えたまま、梅田から地下鉄に乗る。
僕達は座る。
そうしたら、扉がしまるときに杖をついたお年寄りが乗ってきて、僕達の前に立った。
端っこに座っていた彼女が席を変わった。
そして急にそのおじさんが話しかけてきた。
『難波までいくん?』
『いや、長居です。』
話しが終わった。
そうしたら、急におじさんが僕の手をトントンとした。
何かと思って見てみると、おじさんの手の上に百円玉がのっかている。
ヒュッと百円玉が消えた。
手品師だった。
『すげぇ、、どうなってるんですか?』
タネアカシまでしてくれた。
『ずっと手品をやっていたんだ。ある時、目が見えなくなって(何万に一人の病気とのこと)やめようとおもったんだ。でも今でも子供達に見せると喜んでくれるんだ。』
ジャケットの中にはボロボロのトランプも入っていて、また技を披露してくれた。
そして降りるときに、『席を変わってくれた御礼や。』
っと行って動物園前で降りていった。
時には遅刻して良かったと思えるときがあるもんだ。
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